TOP : ドイツの遍歴職人が事務所訪問
投稿者 : 610 投稿日時: 2018-01-26 10:55:53 (137 ヒット)


ドイツの2人の大工が当事務所を訪れました
サイモン・クレーマーさん(左、27)、バレンティン・ブッフェーさん(右、20)

彼らは、ドイツの伝統的制度「遍歴職人」として、故郷を離れて世界を転々としながら腕を磨いている

若いが、修復に関する知識は現場を通して確かに身につけている様子
日本の伝統的継手、仕口には大変興味を示し「日本の建物はシンプルなのに、なぜこんな複雑な構法にするのか?」と感想を述べていた

彼らから見せてもらった自己紹介文によると

「私たちはドイツからやってきた職人で、ただ今各地を遍歴しています。
若手の職人が、見習い期間終了後、最低3年間各地を遍歴することは、伝統ある実直な手工業界の800年に及ぶ慣わしです。
この期間に、私たちは旅をして様々な場所や企業で働き、腕を磨き、自らを更に成長させ、手工業や文化の交流に貢献しています。

こうした遍歴は自発的に行うもので、それをやり遂げて得られるのは名誉のみです。
この間は、故郷から50km以上離れていなければなりませんし、費用は自費となります。

この遍歴は宗教や政治の色彩を帯びたものではありません。
私たちが着用している服は、この遍歴の伝統とシンボルの一部です。
この遍歴は、ユネスコ無形文化遺産として登録されています。」

持物は、必要最低限のもので、パソコン、携帯電話などの通信手段は持つことを禁じられている

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見学した「金澤町家情報館」(金沢市茨木町)の前で

この後、彼らは「金沢職人大学校」も見学に行った

伝統的建築、技術を通して、職人同士の国際的交流が繋がっていくといいと思った

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