現場日記 - 町家修復カテゴリのエントリ

2010年8月9日 つちや

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町家修復 » つちや
執筆 : 
610 2010-8-9 10:40


新設壁に小舞が掻かれたところ



 (金沢市主計町 重伝建地区 建築年代:大正初期)

2010年7月22日 田辺家

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町家修復 » 田辺家住宅
執筆 : 
610 2010-7-22 17:30

大屋根の板金部分を解体する
階段踊り場上部にアスファルト防水層の痕跡を発見
この部分のみ、建築当初は陸屋根(水平の屋根)であったと考えられる
物干しあるいは物見台であったか
陸屋根ではやはり雨漏りしたため、後に勾配屋根に変更し、板金を張ったのでないだろうか





瓦の下に残るアスファルト防水層ののみ込み
木羽板にアスファルトを塗り二層となっている


 (金沢市寺町 伝統環境保存区域 建築年代:昭和初期)

2010年6月28日つちや

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町家修復 » つちや
執筆 : 
610 2010-6-28 11:30


調査のため、床を解体する
柱1本づつ、周りの部材との取り合いとバランスを見ながらジャッキをかけ、柱の沈下修正を行う
この時緩んだ仮設の柱が、突然私の方に倒れてきたが、一瞬真剣拝み取りのような格好で、難を逃れた




元の流しの床を撤去すると、持ち主の記憶通り井戸が残されていた
水面までは、現地盤より1間(約1.8m)、水の深さは約60cm
井戸の奥の腰壁は石を積んであり、湿気に対する配慮がされている

 (金沢市主計町 重伝建地区 建築年代:大正初期)

2010年6月23日田辺家

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町家修復 » 田辺家住宅
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610 2010-6-23 11:10


建物4周に外部足場が架けられ、養生シートが張られる








着工前の南面 2009年11月




 (金沢市寺町)