現場日記 - 201010のエントリ

2010日10月29日(財)松原病院

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大規模修繕 » (財)松原病院
執筆 : 
610 2010-10-29 18:00

南棟第二期改修工事が完了。着工前と竣工後の写真を較べてみる

西側から南棟を見る(着工前)
外壁に面して1階、2階にある鉄扉は、解体した厨房棟と南棟を区画していたもの
厨房棟が撤去されたため、外壁に面している



西側から南棟(正面)を見る(竣工後)
元あった1階の鉄扉は開口部を拡張して玄関の自動ドアに、2階の鉄扉は窓とした






南西方向から南棟を見る(着工前)






南西方向から南棟を見る(竣工後)
西側(左)に車寄せを新設
外壁を大規模修繕
クラック及び浮き補修のうえ、リシン及び吹き付けタイル仕上げ




北東方向から南棟を見る(着工前)
左奥は東棟





北西方向から南棟を見る(竣工後)
不要な配管を撤去




 (福井市文京)


家財蔵戸前の漆喰塗り施工






小豆蔵2階部分の漆喰塗り完了
右奥は米蔵





米蔵2階の窓の漆喰塗り完了
左奥は小豆蔵の西面(海側)





大工小屋の建て方完了
昭和40年代に、台風の被害を受けたためその殆んどが壊されたが、海側の門脇に残っていた一間を参考に軸組みを復原した





 (輪島市門前町黒島 県指定文化財 重伝建地区)

輪島市旧本郷保育所にある米蔵から搬出された部材のなかから選んで組み立てると、こんなカウンターになった(部材は松)
柱の書き込みから、正面蔀戸部分に納まっていたものと推測
当家関係者からの聞き込みにより、角海家が北國銀行の支店であった時代の接客カウンターであったことを確認できた



正面軒廻りの斑直しが始まる






米蔵の戸前
米蔵の外壁に漆喰が塗られた





米蔵2階の窓





 (輪島市門前町黒島 県指定文化財 建築年代:明治初期)

2010年10月16日 高岸寺

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寺社 » 高岸寺本堂及び鐘楼
執筆 : 
610 2010-10-16 18:30


妻面の漆喰塗りが完了し、竣工検査をする
足場が架かっている間に近くで撮影

懸魚(げぎょ)



太瓶束(たいへいづか)






海老虹梁(えびこうりょう)

来週には、足場、養生シートが外されるはず
寺町通りから見えることになる

 (金沢市寺町 金沢市指定文化財 建築年:文久元年(1861年))

震災被災後土蔵の中から出して保管してあった建具のなかから、望楼の間と金庫の間の境に入りそうな建具を発見






剱地(つるぎじ)の旧仁岸小学校に保管されている建具の一部




 (輪島市門前町黒島 県指定文化財 重伝建地区 建築年:明治初期)


小豆蔵、米蔵の漆喰塗りが始まる







正面(東側)の柱間に復原する簾虫籠(金沢では「スモスコ」と呼ぶ)
建具は残っていたが、簾が傷んでいたので、角海家に保管されていた状態の良い別の簾を框に取り付けた

 (輪島市門前町黒島 県指定文化財 重伝建地区 建築年:明治初期)