現場日記 - 201106のエントリ


竣工
南東からの全景




竣工
正面(東側)




座敷の仏壇
新潟の当銀屋から購入したと伝えられる仏壇



 (石川県輪島市門前町黒島 県指定文化財)
復原工事に関わった職方の皆さん


左官(親方)の銖藤一夫さん(銖藤工業)
塩物蔵土扉の前で




石工の国田等さん(井筒けんじ石材)
海側の石階段にて




建具の小間修さん(小間建具店)
復原した正面、蔀戸(シトミド)、簾虫籠(スムスコ)の前で




元請の宮下建設株式会社現場スタッフ
現場監督の瀬和博さん(左)、大工の障子俊治さん(右)
座敷にて



大工棟梁の表峯雪さん
茶ノ間の囲炉裏の前で



 (輪島市門前町黒島 県指定文化財)

土塀の瓦を葺く









 (輪島市門前町黒島 重伝建地区 伝統的建造物)

2011年6月27日 吉田家

カテゴリ : 
大規模修繕 » 石引ヒルズ
執筆 : 
610 2011-6-27 15:10

一階北面
浮いている壁を全て落としたところ




一階南西側





二階西面



 (輪島市門前町黒島 重伝建地区 伝統的建造物)

2011年6月23日 角海家

カテゴリ : 
震災復興(能登半島地震)
執筆 : 
610 2011-6-23 17:20

勝手の窓を丁寧に拭いて仕上げる






畳の縁の間にはさんであった送り状
畳の表替えの際、この他に何枚も見つかった



 (石川県輪島市門前町黒島 県指定文化財)

土蔵北面
地震で土壁が落ちていたため、北面全面を復原する
荒壁塗りが終わり、表面を均す



土蔵二階内部(上の写真の内部)
竹小舞に外側から荒壁を塗ったところ




土蔵正面(東面、戸前側)
地震の揺れで、一部壁がずれている





土塀の軸組が立ち上がる





土塀の軸組を、庭側から見る
地震前と同様、既存の座敷の屋根と繋げる


 (輪島市門前町黒島 重伝建地区)

座敷に襖が入れられる





土縁から庭を見る





今回の工事で使わなくなった材料を、保管するか廃棄するか決める
これは廃棄する腐食していた土台


 (輪島市門前町黒島 県指定文化財 建築年:明治初期)

2011年6月9日 大西家土蔵

カテゴリ : 
その他
執筆 : 
610 2011-6-9 15:50

置屋根の桁(北側)
土蔵の上面も漆喰で塗り回され、桁を受ける猫石の立ち上がりも撫で付けられている



置屋根の棟木





置屋根の桁(南側)



 (金沢市尾張町 推定建築年代:明治初期)

修理前の土蔵外観(道路側:西側)
地震で外壁の土壁が傷んだが、修理せずに下見板を取り付け直していた




下見板を撤去したところ
外壁の漆喰壁が剥落している




窓の化粧枠
下部の黒部分は、漆喰(白)のうえに黒を塗ったもの
厚み1mm以下であり、鏝で塗った黒漆喰ではないと考えられる


 (輪島市門前町黒島 重伝建地区)

座敷天井板の古色塗りが終わる
手前(写真上部)の板2枚が当初材、その奥(写真下部)の板は新材




庭の復原が進む
心木のモチ(中央奥)、サカキ(左)





勝手から日本海方向をみる
八手(左)は移植せず、元の位置のまま工事をし、剪定して樹形を整えた


 (輪島市門前町黒島 県指定文化財 建築年:明治初期)